ColumnStoreでのデータロードと操作

ColumnStoreは数通りのデータ投入方法をサポートします。

• cpimportはデータの投入に最も高速な方法で、特定のパフォーマンスモジュールへ紐づけることを可能とします。 通常はこの方法が最初の選択肢となります
• LOAD DATA INFILEはデータ一括挿入のもう一つの方法です。
  • 通常は、この方法は内部的にcpimportプロセスへデータを流します。ユーザーモジュール上にいくらかのメモリオーバーーヘッドが必要となり、そのため大きなデータのインポートには堅実な方法ではありません。
  • トランザクションモードでは、DMLのinsertは明らかに処理が遅く、binlogトランザクションファイルと、ColumnStoreバージョンバッファーファイルの双方が必要となります。
• INSERT、UPDATE、DELETEのようなDMLは行レベルの変更をもたらします。ColumnStoreは一括操作に最適化されており、こういった操作はInnoDBよりも遅くなります。
  • 現在ColumnStoreはレプリケーションのスレーブのターゲットとしては動作しません。
• 一括のDML操作は、一般的には個別の操作よりもよいパフォーマンスをもたらします。
  • 自動コミットとINSERT INTO SELECTの組み合わせは、LOAD DATA INFILEと同様の動きとなるため、内部的にはcpimportへ変換されて動作します。
  • 小さなステージングテーブルとのJOIN操作に基づく一括更新は、単一のカラムの更新であれば、特に酵素行に動作します。